ベターさん よりよい自分を目指して 「ベターさん」 ケーキを焼こうと思って、スーパーにバターを買いに行った。見たことがないメーカーだけど、安かったものを選んだ。箱を開けて銀紙の包みを広げると、バターと目が合った。「はじめまして」そんなわけがない、これは夢なのか。考える間もなく、バターが語りかけてくる。「きょうは何を作ろうか?」箱を見ると、”Better”と書いてある。